シャーロットのおくりもの

シャーロットのおくりもの

パーソナリティー斉藤洋美が天才子役ダコタ・ファニング主演映画『シャーロットのおくりもの』を紹介。


〈ストーリー〉

それはある春のこと、サマセットというある田舎町の農家に11匹の子ブタが誕生した。

しかし、11匹目の子ぶたは育たないからと、命を落とされそうになっていたところをファーン(ダコタ・ファニング)という少女が助け、ウィルバーという名前を付け、まるで母親のように育てるのだった。

やがて、成長したウィルバーはファーンの手を離れ、向かいの農場に預けられることになった。
そこの納屋でウィルバーは色々な動物たち、クモのシャーロットと出会うのだ。

楽しく過ごしていたある日「春に生まれたブタは冬を生きては越せない」というとんでもない話を耳にしてしまったウィルバー。
その怯えるウィルバーにシャーロットがある約束をするのだった・・・。


〈Hiromi’s Eye〉

あの「スチュアート・リトル」の原作と同じE・Bホワイトの、世界中から愛されている 「シャーロットのおくりもの」。

児童文学の世界にに初めて『生と死』が取り上げられたファンタジーの古典とも言われていて、子供だけでなく大人も充分楽しめる奥深いストーリーです。

実は私はこの本が大好きで、幼い頃から幾度となく読み返しているこの愛読書が映画になると聞いて、本当に待ち遠しくて、待ち遠しくて・・・楽しみにしていました。

映画は驚くことに、原作を忠実に表現していて、幼い頃読みながら頭の中で描いていた光景と重なって、本当に嬉しかったです。

シャーロットという嫌われ者のクモと、ウィルバーという友達が欲しくてたまらないコブタと、ファーンという動物の言葉が分かる少女の友情物語。

その友情は、温かな奇跡を連鎖させていく不思議なパワーをもった世界で、シャーロットからウィルバーに贈られたおくりものは、ウィルバーだけに留まらず、ファーンを始め、その周りの全ての動物から人々にまで奇跡が広がっていくのです。

でも、大切なのは、その温かい奇跡は簡単に起こるものではなく、その影には、尊い命、偏見をもたない素直な心、誰にでも平等に心を開くこと、純粋、無垢、信じる心、美しい言葉・・・等々、大切なことが沢山あるということを見つけさせてもらえます。

いじめや自殺などが多い今、こういう作品を観て欲しいと、切に願います。
命のあるものは、全て意味があって生まれ、そして、お互い生かされているということ・・・。

ユーモアで描かれた動物たちの会話に和まされなが、観ている私たちの心の中に、大切なおくりものがきっと届きます・・・。


〈みどころ〉

  • 何と言ってもコブタのウィルバーが可愛い!
    ウィルバーのピュアな心、眼差し・・・胸キュンです。
    ウィルバーの目の上に眉毛のような模様が付いていて、それがまた可愛くて・・・。
  • 声の出演者の皆さんが豪華キャストです。
    クモのシャーロット→ジュリア・ロバーツ(双子を出産してから初めての映画出演で、母性が大切なキーワードになってくるシャーロットの声にぴったりでした)ネズミのテンプルトン→スティーブ・ブシェミ(食いしん坊で、自己中、でも何故か憎めないネズミの声にはまってました)牛のベッツイー→キャシー・ベイツ
    馬のアイク→ロバート・レッドフォード
    等々、声を聞いてるだけでも、楽しめます。
  • 出演の動物たちは、みんな本物が演じているそうですが、動物たちが本当に話をしているように視覚効果が使われています。それがとても自然で、感動です。
  • 登場人物のファーンと演じたダコタ・ファニングの今の年齢が、ちょうど同じくらいだそうで、ファーンの役にピッタリ。
    ダコタ・ファニングは子役といえども、大スターなのに、初々しさ、優しさが出ていて、とてもチャーミングでした。
  • シャーロットの言葉遣いがとても美しく、言葉のもつ響き、言葉の大切さを教えてまらえます。
  • シャーロットがウィルバーにプレゼントする・・・その・・・もの・・・。
  • ネズミのテンプルトンの部屋の中・・・凄いコレクションです。
  • ドジなカラスが登場します・・・お見逃しなく~。
  • エトセトラ・・・。

〈お気に入り〉

  1. ウィルバーとシャーロットの出逢いかた。
  2. ウィルバーが泥遊びをするシーン。めちゃくちゃ楽しそう・・・。
  3. ファーンがウィルバーに絵本を読んであげたり、乳母車に乗せたり、お風呂に入れたり・・・ウィルバーの表情がたまらなく可愛い!
  4. 実は、ウィルバーはバク転ができるんです。
  5. ラストシーン・・・う~感動・・・。
  6. エトセトラ・・・。

英題:Charlotte’s Web
監督:ゲイリー・ウィニック
脚本:【原作】E.B.ホワイト【脚色】スザンナ・グラント、キャリー・カークパトリック
出演:ダコタ・ファニング、【声の出演】ジュリア・ロバーツ、スティーブ・ブシェミ、ジョン・クリース、ロバート・レッドフォード【吹き替え】鶴田真由、福田麻由子、山寺宏一、ヒロミ
音楽:ダニー・エルフマン
製作年:2006年
製作国:アメリカ
日本公開:2006年12月23日
配給:UIP映画
上映時間:97分

▼予告編