シュレック

シュレック

パーソナリティー斉藤洋美が第74回アカデミー賞長編アニメーション賞受賞の『シュレック』を紹介。


〈ストーリー〉

はる~か昔、人里離れた沼のほとりに、ホントは生真面目で良いやつなんだけれど、見た目があまりにも恐ろしいので、人を食うという噂の、ちょっとおげれつな怪物が住んでいました。

その名はシュレック。
孤独を愛するシュレックの家に、ある日突然、おとぎ話の世界で活躍する有名なキャラクター達が侵入してきたではありませんか・・・。

シュレックのベッドにはあの意地悪なオオカミが女装をして潜り込んでいるし、家をなくした三匹のコブタもやってきた。魔女も妖精も白雪姫も赤ずきんちゃんもみ~んな、みんな。シュレックが脅したっていっこうに動こうとしない、この個性の強いキャラのみなさん!

理由を聞いてみると、彼らが住んでいたデュロック国の支配者の横暴なフォーク・アード卿によって国を追放されたとのこと・・・。行くところがなくて来ちゃったよ~~~~と!

シュレックはみんなを救うためというより、自分のプライバシーを返して欲しいという一心で、フォークアード卿に掛け合ってみたのです。すると、みんなを国に戻したいのなら、火を吹くドラゴンの城に囚われているプリンセス・フィオナを連れてこい~!との条件が・・・。

何で、こんなことになったか、よく分からないまま、シュレックはプリンセス・フィオナを救う旅へと旅立つのでした~!

お姫様を救えるのは、ステキな王子様・・・・のはず・・・。
王子様に救ってもらえるのを待っているのは、おしとやかなお姫様・・・のはず・・・。
ところが~・・・。
さぁ、どうなるどうなる・・・・。
世にも珍しいおとぎ話のはじまりはじまり~!


〈Hiromi’s Eye〉

2001年カンヌ国際映画祭では、ハリウッド・アニメ史上初のコンペティション部門出品作品、2001年東京国際映画祭では特別招待作品として迎えられ、話題を呼びました。
スピルバーグ率いるドリームワークスが送る21世紀のステキなおとぎ話です。
このひとつの作品の中に、20世紀に私達を沢山楽しませてくれたおとぎ話の主人公を勢揃いさせてくれました!もうそれだけで、何だか嬉しくなっちゃうのに、その個性の強いキャラクター達が、今まで私達が知っているキャラとは違った個性で登場してくれるんだもの・・・。もうたまりません。

大好きな映画のパロディーもわんさか!
とにかく良い意味で沢山裏切られますよ~。

先が読めないの。ひとつ笑って落ち着くと、また次の笑いがって、これでもか状態・・・。
あのおとぎ話のキャラ達もやるね~って感じでおちゃめに暴れてくれるし、最初は全く可愛いなんて思えなかったシュレックが、どんどんいとおしくなってくるし・・・。

アクションや動きに驚くんじゃなくって、話の転回が、もうお笑いのジェット・コースターでした!
そして、気付くと大切なものを心にもらって優しい気持ちになっている~!
もう最高です。


〈みどころ〉

  1. 声の出演者がもう凄いの~!
    【シュレック】
    「オースティン・パワーズ」のマイク・マイヤーズ(日本語吹き替え、浜田雅功)
    【プリンセス・フィオナ】
    「チャーリーズ・エンジェル」のキャメロン・ディアス(日本語吹き替え、藤原紀香)【ドンキー】
    「ドクター・ドリトル」のエディー・マーフィ(日本語吹き替え、山寺宏一)
    【フォークアード卿】
    「ガープの世界」のジョン・リスゴー(日本語吹き替え、伊武雅刀)ね!ね!
    しかもアニメーションと声の出演者がこんなに一体になっている作品は観たことがないと言って良いくらいマッチしてました。フィオナの顔はキャメロンの顔に重なってきちゃうし、ドンキーはもうエディーそのままでした。そして、日本語の吹き替えはその場の雰囲気でアドリブも随分入っているようですよ~!
  2. 最先端のCGテクノロジーが描く美しさ!光のさしかた、風のそよぎ方、緑がそよそよと風に揺れたり、日が沈みかけた空の色・・・、等々本当に美しいの!それは実写のようで実写じゃない、アニメのようでアニメでない、じゃ、何なの~って、新しい世界に足を踏み入れた感じ。シュレック達のいる世界に、スクリーンに本当に足を入れたら、行けちゃうような、そんな錯覚を起こしそうな不思議なビューティフルな世界なの。

〈お気に入り〉

  1. ドンキー最高!
    孤独が好きなシュレックのそばで、あっちに行け~と言われようがず~っとお喋りしっぱなしの陽気なロバさん。
  2. 歌も上手い!
  3. E.T.のパロディの月が登場するシーン!
  4. フィオナ姫のアクション。
    チャーリーズ・エンジェルのときのキャメロンのアクションも真っ青なくらいカッコイイ!
  5. ジンジャービスケット!(観てのお楽しみ~)

英題:Shrek
監督:アンドリュー・アダムソン、ビッキー・ジェンソン
脚本:ジョー・スティルマン、ロジャー・S・H・シェルマン
出演(声):マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、エディー・マーフィー【日本語吹き替え】浜田雅功、藤原紀香、山寺宏一
音楽:ハリー・クレグソン・ウィリアムス
製作年:2001年
製作国:アメリカ
日本公開:2001年12月15日
配給:UIP
上映時間:90分

第74回アカデミー賞(2002)

  • 長編アニメーション賞受賞
  • 脚色賞ノミネート

第59回ゴールデングローブ賞(2002)

  • 最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)ノミネート

第54回カンヌ国際映画祭(2001)

  • コンペティション部門出品

▼予告編