ロッキー・ザ・ファイナル

ロッキー・ザ・ファイナル
パーソナリティー斉藤洋美が、シルベスター・スタローン主演映画『ロッキー・ザ・ファイナル』をご紹介。

(C) 2006 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc., Columbia Pictures Industries Inc., and Revolution Studios Distribution Company, LLC.


〈ストーリー〉

無敵のチャンピオン、アポロとの30年前の死闘を皮切りに、リングで情熱を燃やし続けたロッキーも今は引退し、フィラデルフィアで小さなイタリアンレストランを経営している。

愛妻エイドリアンはガンで他界し、息子も家を出て行った。

そのエイドリアンとの想い出だけにすがって生きるロッキーのもとへ、現役無敵のチャンピオンとの対戦企画が持ち上がる・・・。

ロッキーはある決意を胸に秘めその戦いに挑もうとするが・・・。


〈Hiromi’s Eye〉

ごめんなさい。最初に謝ってしまいます。
実は不覚にも、観る前に、今さら「ロッキー」?と思ってしまった私・・・。
こんなに感動をもらえるなんて夢にも思っていませんでした。

あのおなじみのテーマ曲が流れ出すと、心のひだがワナワナ揺れ出し、
今までのロッキーシリーズの名シーンがポンポンと登場すると、
自分の心の奥にしまい込んであった懐かしい色々な思いが重なってくるではありませんか。

そして、目の前に年を重ねたロッキーがいるんです。
変な言い方だけれど、ちゃんと年老いたロッキーがそこにいるんです。
かなりシワの増えたロッキーを見て、私たちと同じ時間を一緒に歩んでいてくれたんだと妙に感動してしまい、
「ロッキー、ちょっと会わない間にお互い色々あったね・・・。」と懐かしい友に再会した錯覚に陥りました。

そして、そのロッキーに、また新たに人生の醍醐味を教えてもらい、
「ロッキー!」と心の中で叫び、
ファイトシーンは、拳を掲げてイスの上に立ち上がりそうになるのを必死におさえていた私。 人生の辛苦を乗り越えたロッキーの内面からにじみ出る言葉の深み、包容力は、
60歳になったスタローンから、
30年前に「ロッキー」と出会い、勇気をもらった人々と、「ロッキー」を知らない若者たちへの贈り物のようでした。

年を重ねるってステキなことなんだね・・・と
人生が本当に愛おしくなった作品。

そして、ロッキーはきっとこれからもどこかで私たちと一緒に年を重ねていくと確信したのでした。


〈みどころ〉

【60歳を迎えたスタローンの肉体】
撮影前に過酷な集中トレーニングを積んだその肉体は必見。

【ロッキー誕生の地、フィラデルフィアで撮影】
エイドリアンとの想い出のこもる、ペットショップ、スケート場、そして、ロッキーが駆け上がる名シーンで観光名所になったフィラデルフィア美術館の大階段も勿論登場します。

【懐かしの面々が登場】
エイドリアンの兄で、ロッキーの生涯の親友ポーリー(バート・ヤング)、不良少女だったマリー(ジェラルディン・ヒューズ)、あのロッキーの対戦相手スパイダー(ペドロ・ラヴェル)も登場します。

【名シーンがファイナルで再現】
肉のサンドバック、生卵の一気飲み、美術館の大階段を駆け上がるあのシーンも・・・。

【ロッキーの名言】
「人生ほど思いパンチはない」
「好きなことに挑戦しないで後悔するより、醜態をさらしても挑戦する方がいい」
等々・・・人生の教科書のようです


〈お気に入り〉

  1. エイドリアンのお墓の近くの木に、ロッキーが座る専用のイスがそっとかけてあって、エイドリアンへの愛情をすご~く感じたよ~(;;)。
  2. 雪の中、あの大階段をロッキーが駆け上がるシーン。ファイナルだからこそ、よけいに感動!
  3. そして、エンドクレジットにロッキーと同じように大階段を嬉しそうに駆け上がるファンの方々の姿が登場します。ロッキーは本当に世界中の人に勇気を与えているんだな~と実感しました

原題:Rocky Balboa
監督:シルベスター・スタローン
脚本:シルベスター・スタローン
出演:シルベスター・スタローン、バート・ヤング、アントニオ・ターヴァー、ジェラルディン・ヒューズ、マイロ・ヴィンティミリア、トニー・バートン
音楽:ビル・コンティ
製作年:2006年
製作国:アメリカ
日本公開:2007年4月20日
配給:20世紀フォックス映画
上映時間:103分

▼予告編