ジョニー・デップ主演、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ共演の映画第2弾『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』をパーソナリティー斉藤洋美が紹介。
〈ストーリー〉
あれから3年・・・、不死の海賊バルボッサからブラックパール号を奪い返し、自由気ままな海賊暮らしを謳歌しているはずのキャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)だったが、何故か元気のないジャック・・・。
実は、かつて自由のために自らの魂と引き替えに、「深海の悪霊」デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)と「血の契約」を交わしてしまったジャック・・・。間もなくその契約期間が終わろうとしているのだった。
「深海の悪霊」とは・・・。
「血の契約」とは・・・。
一方、結婚式の当日、かつてジャック・スパロウの逃亡を助けたという罪で逮捕されてしまったウィル(オーランド・ブルーム)とエリザベス(キーラ・ナイトレイ)。釈放の条件は、ジャックが持っている「北を指さない羅針盤」を手に入れること・・・。
さあ~、ジャックの運命は、ウィルはエリザベスは・・・どうなるどうなる~?
〈Hiromi’s Eye〉
前作「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」から早3年、待ちに待った続編の登場です。
正直ストーリーがどうなるのかな?ということより、ジョニー・デップ扮するキャプテン・ジャック・スパロウに早く会いたいよ~!
という人が多いのでは・・・。
映画史上、海賊があんなにキュートでセクシーでユーモアがあって、チャーミングに描かれたことがあったでしょうか?
しかも強いのにさりげなく戦って、悪ぶってるのに優しさが垣間見られて・・・。
と、私もジョニー扮するキャプテン・ジャック・スパロウに早く会いたかった
一人です。
あのドレッドヘアに金歯、酔っぱらいのような歩き方や喋り方、逃げる時の走り方のおどけっぷり、そして時々見せる寂しげ表情に母性本能はやられてしまうのです。
今回は前作のそんなジャック・スパロウに、ひょうひょうとしたひょうきんさが更に加わって、多いに笑わせてもらえます。
さて、本作は、シリーズ3作の2作目ということもあって、早く次を観せて~!という終わり方になっています。
もう、ほんとに早く観ないと、気持ちが落ち着かないよ~!という終わり方。
ジャック・スパロウの過去、未来、現在は?
オーランド・ブルーム扮するウィルとキーラ・ナイトレイ扮するエリザベスの恋の行方は?
もうもうもう~!!!です。
しかし、本作で登場のジャック・スパロウの宿敵「深海の悪霊」ディヴィ・ジョーンズはタコ男のような風貌で、私のタコ好きの友人にとっては、美味しそう~なんだそうです・・・。
私は、私の初恋のモンキーズのメンバーの名前と同じなので、どうも、複雑な心境でした。
さて、気になる3作目は2007年5月26日(土)公開予定です。
しかも「全世界同時公開」だそうです。
待ち遠しい~!
追伸:もしも時間がありましたら、前作を復習しておくとより楽しめると思います。微妙な人間関係が影響していますので~。
〈みどころ〉
- ジョニー・デップ扮するジャック・スパロウがとてもチャーミング。
「深海の悪霊」ディヴィ・ジョーンズが本当に怖いよという仕草がかわいい。
海から離れようとしてたどり着いた島で出逢う人食い人種とのやりとりが最高。
ジャックの前作をしのぐメイクには笑ってしまいました。
インディ・ジョーンズのようなアクションも見事です。 - 「深海の悪霊」ディヴィ・ジョーンズの怪物化してしまっている風貌。
ジャックは「このタコ助」と呼んでいました!
それから、その悪霊に永遠仕えなければならないという最悪な運命をたどるクラーケンという魔物。これは溺死寸前の船乗りがこの悪霊に救い出されてしまい、その変わりにずっと悪霊に仕えなければならなく、どんどん体が深海生物と同化してしまうという恐ろしい状態・・・。もうスプラッターしてました・・・。 - ジャックとウィルとエリザベスの関係・・・。
〈お気に入り〉
- ジャックの逃げる時の走り方~!
- ジャックの喋り方~♪
- タコ助こと悪霊デイヴィが何故かオルガンを演奏していて・・・
原題:Pirates of the Caribbean: Dead Man’s Chest
監督:ゴア・ヴァービンスキー
脚本:テッド・エリオット&テリー・ロッシオ
出演:
- ジョニー・デップ
- オーランド・ブルーム
- キーラ・ナイトレイ
- ビル・ナイ
音楽:ハンス・ジーマン
製作年:2006年
製作国:アメリカ
日本公開:2006年7月22日
配給:ブエナビスタ
上映時間:151分
第79回 アカデミー賞(2007)
- 視覚効果賞
第64回 ゴールデングローブ賞(2007)
▼予告編