パーソナリティー斉藤洋美がSFXを駆使したローランド・エメリッヒ監督作品『デイ・アフター・トゥモロー』を紹介。
(C)2004 TWENTIETH CENTURY FOX
〈ストーリー〉
古代の気象を研究する気候学者のジャック・ホール(デニス・クエイド)は、地球温暖化の国連会議で、地球の温暖化により突然北半球が寒冷化し大変なことが起こると伝える。
しかし、聞く耳を持たない政治家はまったく相手にしてくれず・・・。
そんな中、世界規模で、ジャックの言ったとおり異常気象が襲ってきた・・・。
〈Hiromi’s Eye〉
この作品は、あの「インデペンデンス・ディ」のローランド・エメリッヒ監督が近年叫ばれている地球温暖化の問題を・・・
今地球で、また地球をとりまく環境で起こっていることをすべて調べに調べて、絶対におこりうる事実をもとに制作したパニック映画です。
パニックと言っても、今までのパニック映画とは違いますよ~!
もちろん、この作品もハラハラドキドキしっぱなしです!
でもね、今までのパニック映画は、「あ~映画、面白かったね!」ですみました。
しかし、この作品は、観終わった後、不安になるのです。
映画の中だけの絵空事ですまないかも・・・と。
というか、みなさん、これを観て、逆に不安にならないとやばいかも!
地球温暖化という言葉すら、耳慣れてしまっている私たち・・・。
自然をあまくみたらいかんぜよ~!
日本が・・・、スコットランドが・・・、あ~、ニューヨークが~~~~~~~!
試写の時、私のとなりに座っていた外国人の男性はあまりにものショックで、何回もイスから飛び上がったり、ずり落ちそうになっていましたよ~。
(その姿にも、私はビックリしてしまいました!!)
いったい地球温暖化が進むと地球はどうなってしまうのか~?
是非是非、実際に観て、確かめることをおすすめします。
そして、自然の猛威の前でいったい人間は何ができるのか?
そして、そうなる前に、人間はなにをすべきなのか・・・?
〈みどころ〉
SFXがすごい~!
東京に巨大なひょうが降り、ハワイにはハリケーン、 ロスには竜巻、マンハッタンは洪水に水没・・・
そして、凍結。自由の女神もガッチガチに凍結。
こんな体験したくない!!!絶対に!!!という疑似体験を本当にリアルな映像で観せて(体験)もらえます。
〈お気に入り〉
お気に入りというか、ものすごい迫力シーン!
ニューヨークがあっという間に、水没するシーン。
そして、あっという間もないくらいに凍結するシーン。
怖いよ~~~!
英題:The Day After Tomorrow
監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ローランド・エメリッヒ、ジェフリー・ナクマノフ
出演:
- デニス・クエイド
- ジェイク・ギレンホール
- イアン・ホルム
音楽:ハラルド・クルーサー
製作年:2004年
製作国:アメリカ
日本公開:2004年6月5日
配給:20世紀フォックス映画
上映時間:126分
▼予告編