「踊る大捜査線」のスピンオフでユースケサンタマリア主演の『交渉人 真下正義』をパーソナリティー斉藤洋美が紹介。
(C)2005 フジテレビジョン ROBOT 東宝 スカパー!WT
〈ストーリー〉
2003年11月、レインボーブリッジ封鎖で解決した「台場連続殺人事件」で、警視庁初の交渉人として事件を担当した真下警視(ユースケ・サンタマリア)は、その事件解決後に、マスコミに向かって不用意な一言を・・・。
その彼の余計な一言が・・・事件の始まりだった。
それから一年後の2004年12月24日クリスマス・イブ、東京で最悪の緊急事態が発生した。
そして、犯人から交渉人として真下を指名してきたのだ。
「真下警視、出ておいで・・・」
〈Hiromi’s Eye〉
最初にあやまってしまいます。ごめんなさい。
あの「踊る大捜査線」のスピンオフで、主演がユースケ・サンタマリアさんと聞いた時、大丈夫なのかな~?なんて失礼なことを思ってしまいました。
本当にごめんなさい。
ユースケさん、よかったですよ~!
今まで見たことのないような顔を見せてもらえます。
姿の見えない犯人と戦う交渉術はすばらしい~!
どんどんステキに見えてきてしまいました。
交渉人のユースケさん、カッコよかったです。
のほほんとしていて、ちょっと影のうすいキャラで、脇役ときまっているような人が、主人公になれるっていいです!
事件にまきこまれるのは嫌だけれど、別の意味で、どんな人にもドラマがあって主役になれるんだね!と思ってしまいました。
事件が起きたのがクリスマス・イブという設定で、ダイハードへのオマージュ?なのかな~、どうなんでしょう?
「踊る大捜査線」のスピンオフ。
このあと、柳葉敏郎さん扮する室井慎次が容疑者になってしまう「容疑者 室井慎次」が8月27日公開で控えています。
こちらも楽しみです。
〈みどころ〉
犯人がいろいろな謎解きを出してくるのですが、それが、映画ネタが多くて楽しめました。
その謎解きを真下警視が解いていく過程。
音楽が楽しめました。
映画の中では「ボレロ」が・・・。
オープニング、エンディングには「Santa Claus Coming To Town」が使われています。
〈お気に入り〉
寺島進さん扮する、刑事部捜査一課の木島警視が最高~でした。
ガラがものすごく悪いんだけれど、カンが鋭くて、多分根は優しいはずです。
ラストのラストにおまけがついていますので、劇場が明るくなるまで立たない方が良いですよ!
監督:本広克行
脚本:十川誠志
原案:君塚良一
出演:
- ユースケ・サンタマリア
- 小泉孝太郎
- 寺島進
- 國村隼
- 柳葉敏郎
- 水野美紀
音楽:松本晃彦
製作年:2005年
製作国:日本
日本公開:2005年5月7日
配給:東宝
上映時間:127分
▼予告編