パーソナリティー斉藤洋美が第73回アカデミー賞、第58回ゴールデングローブ賞受賞、スティーブン・ソダーバーグ監督、ジュリア・ロバーツ主演の実話に基づく映画『エリン・ブロコビッチ』を紹介。
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〈ストーリー〉
元ミスコンの女王、離婚歴2回、独身、3人の子持ち、無学、無職、預金残高$16。
先行き真っ暗のボロボロの女性、その名も”エリン・ブロコビッチ”!!
そんな彼女がある日、自分の交通事故をきっかけに知り合った弁護士の事務所で、無理矢理職に就いた。
そして彼女は、なんと大企業を相手に環境汚染を暴いて、泣き寝入りするところだった多くの被害者を助け、米国史上最高額の和解金(日本円で約350億円)を勝ち取ったのだ。
〈Hiromi’s Eye〉
も~、とにかくエリンはカッコイイ! どんなに良い学校を出ていても、キャリアを持っていても人の役に立たなければ、そんなものないに等しいよね。エリンは、肩書きもキャリアもない。
でも一番人間にとって大切な、他を思いやる心、正義の心、そしてどんな困難にも絶対諦めないステキな強さを持っている。
環境汚染で苦しんでいる数え切れない程の人達のことを、心から救いたいと立ち上がったとき、その信じられないパワーで奇跡は起きた。
そしてこれが”実話”で、エリンがいまも活躍している。
と言うことが何よりも勇気・希望を与えてくれる。
〈みどころ〉
- なんてったって、そのカッコイイ エリンをジュリア・ロバーツが演じてくれる。
エリンは、いつも誰が何と言おうと20cmのミニスカート、7.5cmのハイヒールを履き、胸元がかなり開いた洋服を着て走り回っている。そのスタイルをジュリア・ロバーツがバッチリ決めてくれているのがウレシイ。 - ストレスが溜まっている方、「冗談じゃないよ!」と言うシーンで、ジュリア・ロバーツがガンガン啖呵を切ってくれるので、もうスカッとするよ!
〈お気に入り〉
何と本物のエリン・ブロコビッチが出演している!!
エリンが自分の交通事故の裁判で負けて食堂に行くシーンで、オーダーを取りに来るウェイトレスがそう。
しかも、そのウェイトレスの名札には”ジュリア”と書いてあるんだよ。
ジュリア・ロバーツは、このシーンの撮影が一番緊張した、とか・・・・。
あっという間のシーンなので、見逃さないように!
英題:Erin Brockovich
監督:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:スザンナ・グラント
出演:
- ジュリア・ロバーツ
- アルバート・フィニー
- アーロン・エッカート
- マージ・ヘンゲンバーガー
- ピーター・コヨーテ
音楽:トーマス・ニューマン
製作年:2000年
製作国:アメリカ
日本公開:2000年5月27日
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間:131分
▼予告編